「いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~」スペシャルインタビュー 文音さん 石田ニコルさん 真魚さん

取材記事,映画

『白鳥麗子でございます!』などで知られる鈴木由美子の人気コミック『いけいけ!バカオンナ』が実写映画化される。原作のバブル期から現代に時代を移し、女性であれば誰しもが共感してしまう女の友情の“あるある”をコミカルに描いていく。主人公の杉山結子を演じるのは、コメディ初挑戦となる文音。そして、モデルとしても活躍している石田ニコルと、『カメラを止めるな!』で注目を集めた真魚が共演する。アラサー女子のリアルに、ハイテンションで挑んだ3人に話を聞いた。

「映画にはものすごく学ぶ部分がありました」

――文音さんにとっては初めてのコメディですが、どのような気持ちで撮影に臨みましたか?
文音「結子を演じるにあたって、常にテンションを落とさずにトップギアで走り続けようと、最初に決めました。台本を読んだときはまだ想像できていなかったんですけど、現場に入ってからのみんなのテンションや、リハーサルや稽古のときの合わせ方から『これはちょっと最初からテンションを上げきっていないと成立しないな』っていうのを体で感じて。だからセリフもちょっと早口だったり、テンポで畳みかけたりというのは意識しましたね」

――スクリーンからもテンションと気合が伝わってくるようでした。

文音「それは…変顔のところですかね? ありがとうございます(笑)」

――石田ニコルさんや真魚さんは、今回の役を演じる上で意識されたことはなんでしたか?

石田「私が演じたセツコって、3人の中では一見、一番キラキラしてるんですけど、実は多分一番暗いと思うんですよ。私が割と普通の感じでしゃべっていて、結子がガガッっと言ってるからこそ、この凸凹が成り立つんじゃないかと思いました。でも、キャピキャピするときは声をワントーン上げて、OFFの時は本当にシレーッと(笑)。結構自分に近い部分もあって、楽しみながらできました。3人の楽屋の空気感も『ここ、どうしよっか?』みたいな…今みたいな感じでやってたので(笑)。セツコはすごくいろいろ考えていて、“こう見られたい”と思っても、でもそれを表に出すのはちょっと恥ずかしくて。そういう弱い部分が見えてくるところも魅力ですね」

真魚「私の演じた絵美は、3人の中で一番ストレートな役。彼氏ができたらソッチに行くの、みたいなところもすごくハッキリしていて、そこが絵美のいいところです。だから、絵美が発言することは、本当にそれが一番正しい!と思って言っているんです。そういう、明るさとストレートさを全面に出しましたし、とにかく、声を出しましたね。(文音さんの)言っていること、すごく分かるんですよ。テンションを最初から上げないと、ずっと保って居られない。居酒屋のシーンとか、もう…(笑)」

――居酒屋のシーンは早朝だったとか。朝イチでMAXのハイテンションになるコツとかありますか?

文音「…もう、気合ですよね(笑)」

石田「(笑)。そうそう、自分でどうにかするしかない」

真魚「やたら乾杯したりね(笑)」

文音「でも1人じゃないし、2人がいてくれるから。会話でどんどんテンションが上がってくる部分もあったので、すごく助けられました」

――女の友情がテーマの作品ですが、みなさんは、女の友情ってどういうものだと考えていますか?

真魚「私は友情に男も女も関係ないかな。友達って、全然連絡とってなくて、例えば半年とか会ってなくても、あれ昨日会いました?っていうくらいのテンションで話せちゃうんですよね。そこはすごく大事ですね」

石田「私が思うに、女の友情は大概めんどくさいです。私は12年一緒の今も仲のいい女友達がいるんですけど、お互いに、たまにめんどくさいんですよ。でも、なんだかんだ一緒にいる。“無”でも大丈夫なんですよね。お互いに自由。でも、根っこの部分でつながっているから、表面上でいくらケンカしようと大丈夫なんです。同じ空間でお互いが別々のことをしていても、それが居心地いいと思ったりするんです。ちょっとグチャグチャっとすることもあるけれど、基板が大丈夫だから、大丈夫。それが女の友情じゃないかと思います。めんどくさいところも含めて、好き」

文音「(小声で)いやー、女の子はめんどくさいところもありますよね(笑)」

石田「でも『めんどくさいよ』って直接言えちゃう。それが、私が大切にしている友達に共通していることかな」

文音「映画でも描かれているんですけど、相手が必要としてくれているときに、その人のところへ行きたいか行きたくないかじゃないですかね。困っているときに『コイツめんどくさいし、行きたくないな』ってなっちゃうと、自分の中では違う。困ってるってサインがあった時に、そういう気持ちを飛び越えて行く!っていう気持ちになれるのが友情じゃないかな。すごく簡単に言うとですけど。電話してくれるのもうれしいですよね」

――そういう女性同士の“めんどくさい”関係性って男からは見えにくい部分だと思うんですよね。

文音「それこそ、絵美ちゃんみたいなタイプの友達がいて、新しい彼氏ができると本当に音信不通になるんです(笑)。遊ぶ予定を入れていても『彼氏に呼ばれたから』ってドタキャンされちゃう。おいおい、めんどくさいの始まったぞ…!っていうのは本当にありますよ。男性で変わっちゃう子は結構、多いと思います。だいたい、恋愛に夢中になっちゃうもんね? この3人はけっこうサバサバしてるから違うかもだけど(笑)」

真魚「確かに、ドタキャンとかされちゃうとめんどくさいですよね…。ちょっと寂しい」

文音「そこに嘘を入れてきたりするから。用事があるって言ってきて、実は彼氏に会っているっていう…」

――めんどくさい感じ、すごく伝わってきました(笑)。

文音「あ、分かってもらえました? よかったです(笑)」

石田「映画でもセツコが無意識でやってましたけど、サラッとした自慢とかもめんどくさいですよね。SNSとかでも、手を映してるんだけど見てほしいのは指輪とか、お部屋を映してるんだけど、見てほしいのはブランドのバッグとか…」

文音「わかる~(笑)」

石田「でもそういうのが好きなんだろうな、と思いながら、SNSとかを見ています」

――そういう見て欲しいポイントから、女子トークが広がったりするもの?

真魚「話が広がるときもありますよ。『誰にもらったの?』『え、彼氏~』みたいな感じで」

石田「でも、私の周りにはいないかな(笑)。そういう話で盛り上がる女子もいるけど、ここのメンバーは違う気がする」

文音「私は多分、『おお!それスゲー!それ何カラット!?』ってゴリゴリに聞きます(笑)」

――(笑)。映画では女の友情とともに、女の幸せについても考えさせられる部分があったかと思いますが、いかがでしょう。

真魚「誰かのことを想うことも、幸せですよね。この間、私の友達に子どもが生まれたんですけど、生まれてすぐに写真を送ってきてくれたんですよ。まだ産後で疲れているのに…。そのことがすごく嬉しくて、赤ちゃんのグッズとかを見に行った時に、私の子どもでもないのに超楽しくなっちゃって(笑)。自分の幸せだけを頑張るって限界があるかもしれないけど、自分の好きな人が幸せになってくれるってめっちゃ嬉しいことなんだなって思ったんです。結子もセツコの幸せを願って行動していて、優しすぎて空回りしているんですよね」

文音「この間、私30歳になったんです。母にはプレゼントとかいらないよ、と言っていたんですけど、母が、私が生まれた時にあげようと決めていたものがあって、それを貰ったんですね。それが、ハンコなんです。私は“桜”っていう日本の名前もあるんですけど“ニコル桜”って書いてあるハンコでした。そのハンコって、もし私が結婚して名字が変わってもそのまま使えるものなんです。母がそこまで考えてくれて作ってくれて、でも『結婚は別にせんでもええんよ』とも言ってくれて。うまく説明できないんですけど、母から女性としての強さみたいなものを貰った気がしたんです。ずっと使えるものを貰って、母に女性として背中を押してもらえたというか。グッと来たんですよね。コロナ禍で大変な中でしたが、たくさんの人が誕生日を祝ってくれて、そういう小さな幸せや喜びをちゃんと感じられる女性でいたいな、と思います」

文音「私もコロナ禍があって、いろいろ考えました。最初、試写室で、3人で見た時は客観的に観れなかったんです。いろいろな思い出とか、ここキツかったなーとかを考えちゃって。でも、取材を前に見返してみると、ものすごく学ぶ部分がありました。女の幸せって何なんだろう、って。ステータスなのか、見栄なのか、お金なのか…。それを考える上での大きなヒントになったのが“自分が相手のことを好きなのかじゃなくて、相手といるときの自分が好きかどうか”。結子は自分のタイプの相手をいつも狙って、心に傷を作っちゃう。果たしてそれは幸せなのかな、って思ったんです。見栄を張らずに自由でいられるような“自分が好き”と言える。そういう相手かどうかが、自分の幸せにつながっていくんじゃないかな。お金やステータスなど、現実的な部分はもちろん考えますけど、シンプルにはそこなんじゃないかな。自粛中もいろいろ考えて、改めて作品を見てそう思いましたね」

――映画を観た人も笑ったり共感したりしているうちに、文音さんのように幸せについて考えてしまうんじゃないかと思いますよ。本日はありがとうございました!

映画情報

映画『いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~』
7月31日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開



 
あらすじ
外ではイケイケ女を気取っているが、私生活では地味で質素な生活を送るアラサー女子の杉山結子(文音)は、ある日、美人の澤野セツコ(石田ニコル)と出会う。ライバル心をむき出しにしつつも、お互いの真の姿を知ってからは、友情を深めていく2人。そんな中、親友の中川絵美(真魚)と彼氏獲得に励んでいた結子に、ようやく彼氏らしき存在ができる。一方、セツコも突然結婚すると言い出し、結子に相手を紹介するが……。

出演:文音、石田ニコル、真魚、小野塚勇人、花沢将人、藤田富、菅谷哲也/小西遼生/田中要次
監督:永田琴 脚本:北川亜矢子
配給:アークエンタテインメント

映画『いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~』(公式サイト)

撮影:伊東隆輔 取材・文:宮崎新之
©鈴木由美子・講談社/ネスト

プレゼント

文音さん、石田ニコルさん、真魚さんのサイン入り写真を1名様にプレゼント!

賞品

文音さん、石田ニコルさん、真魚さんのサイン入り写真

当選者数

1名様

応募期間

2020年7月23日(木)~7月29日(水)

応募条件

1.Twitterアカウントをお持ちでTwitterアカウント「@WillMediad」をフォローしていること。
2.Twitterアカウントをお持ちで本キャンペーン指定のツイートをリツイートしていること。

※引用ツイートはご応募の対象になりませんのでご注意ください。
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でご参加ください。
※日本国内に在住で賞品の配送先が日本国内の方。
※未成年の方は保護者の方がご応募ください。

手順
1.Twitterアカウント「@WillMediad」をフォロー。

2.Twitterアカウントで本キャンペーン指定のツイートをリツイート。

3.上記で応募は完了です。

当選発表と商品配送までの流れ

2020年8月上旬頃に当選された方にキャンペーン事務局からTwitterのDM(ダイレクトメッセージ)にて、当選通知を行います。その際に賞品配送方法についてをご連絡させていただきます。(「@WillMediad」アカウントのフォローをはずされておりますと当選連絡ができなくなりますので、ご注意ください。)
※賞品配送は、8月中旬頃を予定しております。
※住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、ご当選を無効とさせていただきます。
※TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)にてご住所をご案内頂けない場合にはご当選の権利が無効となりますのでご注意ください。

その他の注意事項

・本キャンペーンについては下記をお読みいただき、ご同意いただける場合のみご応募ください。
・応募者は本応募規約に従うものとし、一切異議申立てを行わないものとします。
・インターネット接続料及び通信料はお客様のご負担となります。
・賞品の内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・当社が意図しない不正な処理を行わせるプログラム等でのご応募は無効とさせていただきます。
・当サイトの利用によるいかなるトラブル・損害(直接、間接の損害別を問わず)が発生したとしても一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
・本キャンペーンでお預かりする皆様の個人情報の保護方針についてはプライバシーポリシーに記載しておりますので、必ずご一読の上、ご利用願います。
・本キャンペーンの規約に違反していると事務局が判断した場合に限り、アカウントのブロック等の必要な措置を取ることができるものとします。
・本キャンペーン規約の解釈・適用に関しましては、日本国法に準拠するものといたします。

※この記事はauテレビでも掲載されました。
http://sp.tvez.jp/(スマートフォン向けサイトです)
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適正な運営を行う為に本キャンペーンの応募条件変更等、あらゆる対応をとることができるものとさせていただきます。あらかじめご了承ください。

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