PL学園出身・元プロ野球選手 野々垣武志のプロ野球リポート パ・リーグ6球団のキーマンを総括(7月12日終了時点)

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6月19日(金)に120試合制・無観客で開幕したプロ野球。PL学園出身・元プロ野球選手の野々垣武志が、キーマンとなった選手を取り上げてパ・リーグ6球団の1週間をリポートします。

<埼玉西武ライオンズ/鈴木 将平/チーム成績:3勝2敗(1試合雨天延期)>
12日までのロッテ6連戦では24打数9安打で打率.375、1本塁打、3打点と辻発彦監督の期待に応える活躍を見せた。開幕からのトータル成績でも、規定打席に達してはいないものの、打率.333と頭角を表しつつある。
7月11日のロッテ戦では1番中堅でスタメン出場し、プロ1号本塁打を放った。3回1死、カウント2−2からロッテ種市篤暉投手の144キロの直球を右翼席へ運んだ。鈴木は攻撃的な打者で、初球からタイミングが合えば積極的に打っていく姿は頼もしく見える。ただ、ボール球に手を出すとスイングが崩れてくるので、ボール球に辛抱出来るように自分をコントロール出来れば、さらに良い結果が出るだろう。

<福岡ソフトバンクホークス/柳田 悠岐/チーム成績:4勝2敗>
12日までの西武6連戦では、24打数10安打で打率.417、5本塁打、8打点と高成績を維持している。開幕からのトータル成績でも打率.333(リーグ4位)、8本塁打(リーグ2位)、18打点(リーグ同率3位)、と三冠王も射程圏内だ。
極めつけは7月10日の楽天戦。2020年公式戦初の有観客試合の1-1で迎えた延長10回、先頭で打席に入ると、シャギワから左中間へサヨナラ本塁打を放った。自身2年ぶりとなる通算5本目のサヨナラ本塁打。PayPayドームでのチーム通算1,000勝にも花を飾った。
昨年はヒザの怪我に苦しんだが、今年はそれを感じさせない活躍を見せている。柳田の本塁打が持つ破壊力は、相手チームにとってますます脅威になるだろう。

<東北楽天イーグルス/鈴木 大地/チーム成績:2勝4敗>
12日までのソフトバンク6連戦では、24打数8安打で打率.333、4打点とチームを引っ張っている。開幕からのトータル成績でも打率.345(リーグ3位)、15打点(リーグ同率5位)、とハイアベレージを残している。
7月9日は5回に2点タイムリー2塁打を放ち、得点圏打率は.500(リーグ同率1位)に達した。また4試合連続でマルチ安打を放ち勢いに乗っている。移籍1年目から勝負強さが際立っていいる鈴木のバッティングは、チームにとっては心強い存在になっている。

<千葉ロッテマリーンズ/萩野 貴司/チーム成績:2勝3敗(1試合雨天延期)>
12日までの西武6連戦では、18打数5安打で打率.278、6打点とまずまずの成績。開幕からのトータル成績でも打率.321(リーグ5位)と、トップバッターとして優秀な成績を残している。
序盤から韋駄天ぶり発揮し、着実に積み上げている盗塁数にも注目だ。開幕後10試合で5盗塁を記録すると、12日の時点で盗塁数は2位の楽天・島内宏明に3個差でリーグトップ。好調なチームを足でもけん引している。
打撃が好調で出塁の機会が多いため、荻野は相手にとっては嫌な選手。今後も相手バッテリーの警戒をかいくぐり、盗塁でチームの勝利に貢献するだろう。

<北海道日本ハムファイターズ/中田 翔/チーム成績:1勝4敗1分け>
12日までのソフトバンク6連戦では、21打数5安打、1本塁打、5打点と成績は下降気味。ただ、開幕からのトータル成績では、7本塁打(リーグ3位)、18打点(リーグ同率3位)、と主砲の働きを見せている。
圧巻だったのは7月9日のオリックス戦。6回表、2点を追う無死一、二塁の好機。フルカウントから澤田圭佑投手の8球目の変化球を、左翼5階席まで運ぶ逆転の3ランを放った。勝負強さが光るさすがの一発だった。
今季の中田は得点圏打率は.353だが、試合を左右する場面で同点打や逆転打を良く打っている。得点差が空いている場面でも同じような集中力で打席に入れば、得点圏打率や打率も上がってくるだろう。

<オリックス・バファローズ/吉田 正尚/チーム成績:4勝1敗1分け>
12日までの日本ハム6連戦では、22打数9安打、1本塁打、4打点と絶好調。開幕からのトータル成績でも打率.359(リーグ1位) とハイアベレージを残している。
7月7日の日本ハム戦では7回2死一塁から右翼席に2ランを放ち、この日は4打数4安打の猛打賞。チームもこれに勢いづき打線が爆発した。吉田が打つとチームに勢いと活気が出る。打線の中心はやはり、この男だ。ケガさえなければ首位打者も狙える位置にいる。今後もフルスイングでファンを魅了し、チームを牽引するだろう。

文・野々垣武志(ののがき たけし)

1971年7月8日生まれ、奈良県桜井市出身。1989年にPL学園からドラフト外で西武ライオンズに入団。同期入団は、ドラフト1位の潮崎哲也、2位の鈴木哲、3位の大塚光二、4位の宮地克彦ら。主に内野手として6年間プレーし、1995年にトレードで広島東洋カープに移籍し、代打の切り札として活躍した。2001年からはダイエーホークスに2年間在籍。その後は台湾プロ野球の誠泰太陽に移籍し、14年間の現役生活に幕を下ろした。現在は野球指導者、YouTuberとして活躍している。

 
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