昨年Bクラスだった3球団のキーマンとなった選手は!?

 
6月19日(金)に120試合制・無観客で開幕したプロ野球。PL学園出身・元プロ野球選手の野々垣武志が、開幕後の各球団のキーマンとなった選手をリポートします。後編は、昨年Bクラスだった3球団のキーマンは!?
<広島東洋カープ/森下 暢仁/チーム成績:4勝3敗1分>
ドラフト1位ルーキーとして、6月21日のDeNA戦でプロ初登板。強力DeNA打線を相手に、7回4安打無失点8奪三振と力強い投球を見せた。残念ながら守護神スコットが9回に打たれ、初勝利は手にできなかったが、150キロ超えを連発した球のキレや球威は抜群で圧巻の投球だった。新人離れした森下の次回登板に注目したい。
<中日ドラゴンズ/高橋 周平/チーム成績:3勝5敗>
主将を任された昨シーズンは、5月に月間8度の猛打賞を記録し、初の月間MVPに選出されるなど打率.292のキャリアハイでシーズンを終えた。今シーズンも開幕から無安打に終わったのは、25日のDeNA戦のみ。早くも4度のマルチ安打を放っていてコンスタントに打てている。打率.389と好調な主将が、今後もチームを引っ張っていくだろう。
<東京ヤクルトスワローズ/山田 哲人/チーム成績:4勝4敗>
6月27日巨人戦(神宮)で3安打5打点。初回無死二塁で左翼線へ先制の二塁打を放つと、2点を追う6回、1死満塁で左翼へ2戦連発となる4号満塁アーチを放つなど大活躍。
満塁ホームランは4年連続で球団2位タイの通算7本目。開幕8試合で4発、11打点と好スタートを切っている。開幕8試合目で早くも7打点をマークしチームを牽引。自身の記録を更新する4度目のトリプルスリーに向けても良いスタートを切っている。

文・野々垣武志(ののがき たけし)
1971年7月8日生まれ、奈良県桜井市出身。1989年にPL学園からドラフト外で西武ライオンズに入団。同期入団は、ドラフト1位の潮崎哲也、2位の鈴木哲、3位の大塚光二、4位の宮地克彦ら。主に内野手として6年間プレーし、1995年にトレードで広島東洋カープに移籍し、代打の切り札として活躍した。2001年からはダイエーホークスに2年間在籍。その後は台湾プロ野球の誠泰太陽に移籍し、14年間の現役生活に幕を下ろした。現在は野球指導者、YouTuberとして活躍している。

 
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