Wi-Fiがなくてもスマホが基地局に！スマホの「テザリング」で外部機器をネットにつなぐ方法！

テザリングとは？

テザリングは、スマートフォンを親機として、他のデバイス（パソコンやゲーム機など）でインターネットが使える機能です。
ポケットWi-Fiのような感じです。
例えば、フリーWi-Fiが使えない場所でパソコンをインターネット接続したいときに、スマホからインターネットにつなげることができるのが「テザリング」です。
ちなみに、Androidでは「テザリング」、iOSでは「インターネット共有」と表記されています。
このテザリングには、3つの接続方法があります。
▼Wi-Fi
もっとも一般的な方法です。
スマートフォンを親機として、Wi-Fi接続できます。
【メリット】通信速度が速い
【デメリット】スマホのバッテリー消費が多い、スマホのパケット通信がかかる
▼Bluetooth
スマートフォンを親機として、Bluetooth接続できます。
【メリット】Wi-Fiよりスマホのバッテリー消費が抑えられる
【デメリット】Wi-Fiより通信速度が遅い
▼USB
スマートフォンと機器を直接USBでつないでテザリングを行います。
【メリット】Wi-FiやBluetoothより接続が安定しやすい
【デメリット】パソコンのバッテリーが減る、通信可能なUSBを準備する必要がある

テザリングの設定方法

それでは、どのようにスマホと外部機器とつなげるのか解説します。
まずは、スマホ側で「テザリング」の設定をします。
【Androidの場合】
Androidではクイックメニューと設定アプリ2つの方法で設定が可能です。
※クイックメニューは、主要な機能が簡単に設定できるものです。テザリングの他に、Wi-FiやBluetoothの接続もここからできます。
※画像は、Xperia XZ3
■ クイックメニューから設定する

ここで設定できる（画像はオンの状態）

クイックメニューに表示されていない場合は、編集画面から追加できます。
追加したいアイコンを押しながらドラッグして、上段に移動させます。

■ 設定アプリから設定する
1．設定アプリから「ネットワークとインターネット」を開く

2．テザリングを開き設定する

ここではWi-Fiテザリングを選択

赤枠をオンにする

【iPhoneの場合】
※画像はiPhone7
設定アプリから「インターネット共有」を開きオンにする。

赤枠をタップ

オンの状態

続いて、パソコンでWi-Fiテザリングを利用し接続してみます。
1．パソコンのWi-Fiからスマホ名を選択

ここでは「iPhone」を選択

赤枠（接続）をタップ

2．パスワードを入力し接続完了

パスワードを入力

接続完了

一度パスワード登録しておくと、2回目からはパスワード入力なしで接続できます。

テザリングを利用する際の注意点

それでは、最後にテザリングを利用する際の注意点です。
1．テザリングの契約及び対応機種の確認
使っている携帯電話会社によって、テザリングの申し込みが必要です。
また、テザリングに対応機種であるかも確認が必要です。
（4G対応していれば、ほぼテザリングが利用できます。）
【ドコモ】
申し込み：不要
利用料：無料
ただし、一部のプランの場合、事前申し込みが必要。
また、2016年4月以前に発売されたドコモスマートフォンおよびドコモタブレットでのテザリングのご利用には、spモード契約が必要です。
※詳しくは、NTTドコモ公式サイトにてご確認ください。
【au】
申し込み：必要
利用料：契約プランにより無料または500円（税抜）
※詳しくは、au公式サイトにてご確認ください。
【ソフトバンク】
申し込み：必要
利用料：契約プランにより無料または500円（税抜）
※詳しくは、ソフトバンク公式サイトにてご確認ください。
2．通信量に注意
スマホからインターネットにつなげるので、大容量のデータをダウンロードしたり、動画を見たりすると、契約しているデータ容量を使いきってしまう可能性があります。
パソコン用のサイトなどは、スマホサイトに比べると情報量が多い場合もあるので注意してください。
3．Wi-Fiの再接続
通常、Wi-Fi接続にしていた場合、Wi-Fiが一度切れる場合があります。
その際は、再度Wi-Fiをオンにしてください。
※自動接続される場合もあります。

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今回は、「テザリング」についてご紹介しました。
インターネットが使えない環境でも、自分のスマホを使って他の機器でインターネットを使えるのは便利です。
テザリングを使うときは、スマホの通信量を確認し、通信量の使いすぎにご注意を！