学校内で巻き起こる担任教師vs生徒36人の狂気と絶望のデスゲーム


©2020「シグナル100」製作委員会 ©宮月新・近藤しぐれ/白泉社

 
青年漫画誌『ヤングアニマル』(白泉社刊)にて2015年から2016年まで連載された「シグナル100」(原作:宮月新/作画:近藤しぐれ)が、橋本環奈主演により実写映画化が決定した。
「シグナル100」は、学校内で巻き起こる担任教師 vs 生徒36人の狂気と絶望のデスゲームを描く。担任教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。電話をかける、涙を流す、写真を撮る、など、ふだん行っていた行為が死を招く。
その催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100あるが、死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。生徒たちが続々と自殺に追い込まれる中、死への恐怖から人間の本性が徐々に暴かれていき、やがて生き残りをかけた壮絶なデスゲームへと発展していく。
催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員を殺すのが先か!? 生き残りを賭けた狂気と絶望のデスゲームがはじまる……!

<橋本環奈 コメント>

元々原作は知っていましたが、20歳になり挑戦的なものをやりたいと思っていた中で、この作品はうってつけだと思い、出演を決めました。
SNS世代は様々な場面から様々なことをインプットできる環境にいますが、この作品では制限された理不尽さにまみれた状況下にいる若者たちがどんな行動をとるのか、人間の心理を描いています。その中で、芯の強さをもつ主人公の怜奈役を、感覚を研ぎ澄ませながら演じさせていただきました。
20歳になって初めて撮影をした作品である今作の撮影は大変な面も多くありましたが、35人の生徒役のキャストの皆さんとスタッフに助けられながらつくり上げていき、思い入れのある作品になりました。
この作品は突き抜けた描写もありつつ、スピード感がある、アトラクション感覚で観られるものとなっていると思うので、勇気をもって是非劇場でご覧いただけると嬉しいです。

<作画:近藤しぐれ コメント>

「シグナル100」に込めた思いは二つ、「理不尽」と「正義」です。
映画でもこの二つのテーマがしっかりと描かれています。
生きていれば「理不尽だなぁ」と思うことは沢山ありますが、突然100の自殺催眠が埋め込まれる程の理不尽はそうありません。
そんな究極の理不尽に立ち向かう橋本環奈さんの凛とした存在感が、この映画を本当に素晴らしいものにして下さっています。
皆様にはどうか、登場キャラクターそれぞれが抱く「正義」を最後まで見届けて頂ければと思います。

<原作:宮月新 コメント>

初の連載作品が映画化され初の重なる作品で感慨深いものがあります。登場人物が多く、しかもエグい表現もあり自分の中の未知の領域を探っていく感じが楽しかったです。
橋本環奈さんがTVに出演され始めた頃は、容姿の可愛さとハスキーヴォイスが相まった魅力的な少女という印象でした。しかし最近のドラマで二面性のある不良少女役を演じられていたのを拝見し、更にファンになりました。そんな橋本さんに樫村を演じていただけた事、とても光栄です。映画ならではの「シグナル100」の世界を是非お楽しみください!

<監督:竹葉リサ コメント>

初めて劇場で観た映画が『バトル・ロワイアル』でした。ミレニアムの冬に当時70歳の深作監督が世に送りだした衝撃作を観て「自分が同じ状況下に置かれたら……」などと様々な思いを巡らせたのを鮮明に覚えております。私の映画体験において欠かせない一本を製作された東映さんとご一緒できたのは感無量の一言です。原作に出会った時は、そのハイコンセプトな設定の虜になり、絶対に撮りたい!と思いました。生きることは戦いであり、催眠によって自分すらコントロールできなくなる最上の恐怖。「生き延びてやる!」という思いを持った36人の生徒、一人ひとりと向き合いながらつくりあげた作品です。そして、極限状態の中いつだって強く可憐な橋本環奈さん。瑞々しい役者さんたちの生命力が漲る作品に仕上がったと思います。是非ご期待ください。

▼映画紹介
『シグナル100』
2020年1月24日(金)ロードショー
主演
橋本環奈
原作
宮月新・近藤しぐれ『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督
竹葉リサ
公式HP
公式Twitter(@Signal100_Movie)
公式Instagram(@Signal100_Movie)
© 2020「シグナル100」製作委員会
▼原作紹介

©宮月新・近藤しぐれ/白泉社

 
『シグナル100』
YOUNG ANIMAL COMICS/全4巻
原作
宮月新
作画
近藤しぐれ
白泉社マンガアプリ「マンガPark」にて1話無料で配信中!
https://manga-park.com/app

※この記事はauテレビでも掲載されました。
http://sp.tvez.jp/(スマートフォン向けサイトです)
この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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