映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」が12月28日より全国ロードショー!

エリザベス女王から〈デイム〉の称号を授けられる

映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」が、今月28日(金)より角川シネマ有楽町、新宿バルト9ほか、全国の劇場で公開されます。
77歳にして生涯現役を誓う英国のトップデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド。
米国アカデミー賞®の授賞式では、メリル・ストリープ、ヘレン・ミレン、ヘレナ・ボナム・カーターなど、演技だけでなく生き方もパワフルな女優たちが、彼女のドレスでレッド・カーペットを飾ってきました。
また、映画「セックス・アンド・ザ・シティ」でサラ・ジェシカ・パーカー扮する主人公のキャリーが着たウエディングドレスは、膝丈バージョンを作って公式サイトでネット販売したところ、一瞬で完売。
そして数々の功績が認められ、エリザベス女王から〈デイム〉の称号を授けられました。

マルコム・マクラーレンとの出会いや裏話

何よりもレジェンドなのは、大企業の傘下に入ることなく、世界数十カ国、100店舗以上を展開する独立ブランドのトップ、かつ現役デザイナーという彼女の存在そのもの。
カメラの前に座り、「過去の話は退屈だわ」と言い放ち、自らの生涯について語り始める。
10代のころ、最初の結婚と出産、離婚。そしてセックス・ピストルズの仕掛け人であるマルコム・マクラーレンとの出会いと、パンクムーブメントを生み出すまでの裏話が、若き頃の秘蔵映像とともに明かされていきます。
世界的な成功までの険しい道のりが、数々の名言と貴重なアーカイブ映像を織り交ぜながら披露されていくのです。

ケイト・モスやナオミ・キャンベルも登場

3年間の密着取材で本作の監督、ローナ・タッカーが捉えたのは、ショーの直前まで続く厳しいダメ出しや、ニューヨークとパリへの新規出店を指揮する真のプロフェッショナルとしての彼女の姿。
また、環境保護の活動家としての顔や、特別に公開された自宅のリビングや寝室などプライベートスペースなども見逃せない。
家庭と仕事を両立させながら、母、妻、実業家、アーティストとして、波乱に満ちた人生をたくましく生きてきた一人の女性の素顔がそこにある。
そんな彼女を称える、カリーヌ・ロワトフェルド、アンドレ・レオン・タリーらファッションエディター、クリスティーナ・ヘンドリックス、パメラ・アンダーソンら女優、ケイト・モスにナオミ・キャンベルら時代を彩ったスーパーモデルなど、豪華セレブたちが登場。
こうして絶好調に見えるヴィヴィアンだが、自分の会社は「危機信号よ」と驚くべき言葉を口にする。果たして、その真意とは──?

公開情報
映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」
12/28(金)より 角川シネマ有楽町、新宿バルト9他
全国ロードショー
配給:KADOKAWA
監督:ローナ・タッカー
音楽:ダン・ジョーンズ
出演:ヴィヴィアン・ウエストウッド、アンドレアス・クロンターラー、ベン・ウエストウッド、ジョー・コーレ、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、クリスティーナ・ヘンドリックス、パメラ・アンダーソンほか
2018年/イギリス/英語/84分/カラー/ビスタ
原題:WESTWOOD:PUNK, ICON, ACTIVIST
字幕翻訳:古田由紀子
後援:ブリティッシュ・カウンシル
配給:KADOKAWA

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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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