安心した気持ちで見られる起承転結型の喜劇。


毎晩の楽しみの1つにVOD鑑賞があります。
毎日映像を見るタイプでは無かったのですがサービスが身近にあるということは生活を一変させてしまいますね。最近はNetflixからのレコメンドもあり「男はつらいよシリーズ」を視聴中。現在のところ第6作目までを視聴しましたがすっかりと「男はつらいよシリーズ」の虜になってしまいました。
説明の必要がないほどの名作だとは思いますが、すごーく簡単に要約すると
『主役の渥美清さん扮する寅さん(車寅次郎)の人生模様。
地元柴又を起点にした毎回の旅路と失恋を安心した気持ちで見られる起承転結型の喜劇。』
といったところでしょうか。
時間は1作あたりおおよそ90分です。
また、映像に時代性がありまして小さい頃を思い出してなんともいえない気持ちになります。
ついついセリフも真似してしまいたくなるのですが使うところがあまりないですね。笑。
渥美清さんが他界されてからは、もう20年も経ってしまいました。
国民栄誉賞も受賞されております。

渥美清さんとは・・・
渥美 清(あつみ きよし、1928年(昭和3年)3月10日 – 1996年(平成8年)8月4日)は、日本のコメディアン、俳優。本名は田所 康雄(たどころ やすお)。愛称は、寅さん、風天(俳号)。代表作『男はつらいよ』シリーズで下町育ちのテキ屋で風来坊の主人公「車寅次郎」を演じ、「寅さん」として広く国民的人気を博した。没後に国民栄誉賞を受賞。
Wikipediaより

もうすぐ50周年をむかえます。

第1作目が公開されてから来年で50周年ということで松竹株式会社様のほうで、オフィシャルサイトが立ち上がっております。わたしのように今まさにはまっている人間にはうれしい限りです。

劇場版50周年記念公式サイト
http://tora-san.jp/50th/

新作の発表も!? さらには旧作も劇場特別上映を予定。

上記の劇場版50周年記念公式サイト内で2019年劇場公開で50作目の新作製作がプロジェクト化されたとの記事がでておりました。(9月6日) 映像は、新たに撮影したものと旧作を両方用いて製作されていくようです。
また、第1作「男はつらいよ(1969年」から第49作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇(1997年)」までのオリジナルネガは経年劣化や収縮等がありましたが、現在修復チーム(山田洋次監督総合監修の下、松竹、松竹映像センター、IMAGICA、東京現像所、当時のスタッフも集結)を編成し現存の映画館のデジタル映写機でも上映できるように取り組み中とでておりました。こちらも2019年夏の劇場特集上映が予定されているようです。4K解像度での修復となりBru-Rayの発売も。
盛り上がりますね。
当面は未視聴の作品を一気に見ながらこれらの仕上がりを来年の楽しみにしていきたいと思います。
イラスト:髙橋真穂

この記事を書いた人
沼田大輔/ディレクター/1977年東京都生まれ。
東洋美術学校卒業後の2000年からデザイナーとしての仕事をスタートし、現在では、企画からデザイン、ディレクション、マーケティング、システム設計に至るまで幅広い領域に対応しています。趣味は考え事。最近はSIMと音声検索と男はつらいよシリーズに凝っています。

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