大きさは4〜5センチほど

地元の寿司屋で毎年縁があることを楽しみにしておりますが
今年はいただけました。早めの新子(シンコ)です。
大きさを比較できるように1円玉と撮影しています。
一貫で4枚の身。4枚付けとなりました。
およそ梅雨があける頃にこの小さい新子をいただいて
晩夏には最後の新子を頂くことができます。このころは2枚付け。
私は実は2枚付けのほうが好きです。

出世魚であるコノシロの幼魚です。

コノシロの成長による呼び名
シンコ/4センチから5センチ
コハダ/7、8センチから10センチ
ナカズミ/12センチから13センチ
コノシロ/15センチ以上
『寿司技術教科書』旭屋出版

出世するほど安くなるなんて言われていますが、
ナカズミあたりが一番あぶらが乗って美味しい、なんて思います。
かるく塩をふって酢締めした半身付けのナカズミなど最高です。
新子(シンコ)に限った話ではないですが
季節ものはぜひ身に入れて季節の流れを味方に付けていきたいですね。

この記事を書いた人
沼田大輔/ディレクター/1977年東京都生まれ。
東洋美術学校卒業後の2000年からデザイナーとしての仕事をスタートし、現在では、企画からデザイン、ディレクション、マーケティング、システム設計に至るまで幅広い領域に対応しています。趣味は考え事。最近はSIMと音声検索に凝っています。好きな食べ物はお寿司。

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