3月30日から、Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズの一般販売が始まりました。これまでは招待制だったので、これで誰でもかんたんに手に入れることができるようになります。
 
ちなみに、「Amazon Echo」の最初のモデルは、アメリカで2014年11月に発売されており、スマートスピーカーの先駆者といえる存在で、一般家庭にかなり普及しています。
 
これで、Googleの「Google Home」、LINEの「LINE Clova WAVE」と3社のスマートスピーカーがから選べるようになりましたが、アメリカ・イギリス・オーストラリアで発売されているアップルのスマートスピーカー「HomePod」の日本発売は未定。アップルファンは、発売が待ち遠しいのではないでしょうか?
 
自分はAndroidのスマートフォンユーザーで、「Google Play Music」の有料プランを契約していることもあって、Google HOMEを使っています。搭載されている音声認識AI「Google アシスタント」は、「OK Google」もしくは「ねぇGoogle」の音声コマンドで起動し、ニュースや天気予報、音楽の再生、家電のコントロールなどができます。
 
自分は3カ月ほど使っているので、自分のよく使う機能、便利だと思った機能を紹介したいと思います。
 
まず、一番よく使い便利だと思っている機能は、「タイマー」です。
 
料理をしていて両手がふさがっていても音声で時間を指定すればタイマーをセットできるので、妻が気に入って多用していますし、夜食のカップラーメンをつくるときも便利なので、自分もよく使う機能です。
 
そんな機能ならキッチンタイマーやスマートフォンで十分と思われるかもしれませんが、我が家ではキッチンタイマーは片付けてしまいました。
 
次に使っているのは、「天気予報」。パソコンやスマートフォンで検索すれば済むのですが、聞けば答えてくれるのでこれも便利。寝る前に明日の天気を確認したり、出かける前に確認したりしています。
 
単に天気予報を聞くと、自分の住んでいるエリアの天気予報になるので、外出先の天気を知りたいときは「地名+天気予報」で聞くのがコツです。
 
3番目は「音楽の再生」です。「Google Play Music」から「アーティスト名」「曲名」「プレイリスト」などを指定して自由に再生できるので、かなり重宝しています。
 
また、ラジオも局名をいえば「radiko」を使って再生してくれるので、これもかなり便利。ラジオの電源を入れて選局をするという手間がかからなくなったので、ラジオを聞く機会が増えました。
 
ただし、残念なのはスピーカーの音質。こればかりは小型の機器なので仕方ない部分もありますが、外部出力端子があれば好きなスピーカーにつなげるのになぁ……と思っていました。
 
“ました”と過去形にしたのは、数日前にBluetoothスピーカーやヘッドフォンに対応するようになったからです。
 
Bluetooth スピーカーや Bluetooth ヘッドフォンで音楽を再生する
 
正直、Bluetoothスピーカーやヘッドフォンにはまったく興味がなかったので、どんな製品があるのかもよくわかっていないのですが、物欲だけはふつふつと湧いてきました。
 
スピーカーはすでにそれなりのものを使っているので、Bluetoothトランスミッターを導入するかBluetoothヘッドフォンを購入するか悩みどころ。これから、いろいろ調べてみようと思います。
 
なお、Google Homeでできることはまだまだあり、自分が使いこなせていない部分もありますので、今回紹介した便利機能はあくまでも主観であることを追記しておきます。
 
家全体にスマート家電や連携できる製品を導入できれば、もっと活用できるのかもしれませんが、我が家の家計ではまだまだ先の話になりそうです(笑)。
 
この記事を書いた人:
小日向 淳/フリーライター/1970年東京都生まれ。
商社の営業を退職後、専門誌でライターとしての仕事をスタート。現在はフリーライターとしてオールジャンルの記事を書籍、雑誌、Webで執筆。趣味はサッカー観戦と音楽鑑賞、車と自転車いじり。

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