格安スマホに新風!? 国産ハイエンド端末が登場しました。

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格安SIMとセットで販売される格安スマホにどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

普通の人なら控えめなスペックで価格を抑えた普及機、もしくは一世代前の型落ち機、ちょっと詳しい人ならスペックの割には価格が安い中国や台湾メーカーのスマホをイメージすると思います。

 

実際、このイメージはまったくそのとおりで、これまでの格安スマホは価格とスペックのバランスを重視していたように思います。

 

ところが! 11月28日に驚きのニュースが飛び込んできました!!

 

ソニーネットワークコミュニケーションズが、MVNOの「nuroモバイル」向けに、「Xperia限定プレミアム帯域オプション」をスタートし、対応端末としてソニーモバイル製の「Xperia XZ Premium」を、1万3000台限定で販売し始めたのです。

 

Xperia XZ Premiumは、ドコモから夏モデルとして発売されたばかりのXperiaシリーズのフラグシップ機。いわゆるハイエンド端末です。ちなみに、ドコモの独占だったためauやソフトバンクでは買えません。

 

主な仕様は…

  • ディスプレイ/解像度:5インチ/4K(2160×3840)
  • CPU:45GHz(クアッドコア)+1.9GHz(クアッドコア)オクタコア
  • OS:Android 7.1(Andorid 8.0にバージョンアップ可能)
  • 内蔵メモリ:RAM 4GB/ROM 64GB
  • バッテリー容量:3230mAh
  • 最大通信速度:受信時788Mbps/送信時50Mbps

となっており、フラグシップの名に恥じない高スペック端末といってよいでしょう。

 

となると、気になるのは格安SIMで性能を引き出せるのかということ。特に通勤通学の時間帯や昼休みに低下しやすい通信速度が気になります。

 

Xperia XZ Premiumの受信時最大通信速度は788Mbpsですが、格安SIMのなかには混雑時は1Mbps以下になってしまうものも…。これでは宝の持ち腐れでしょう。

 

そこで用意されたのが、冒頭で紹介した「Xperia限定プレミアム帯域オプション」です。この端末用に専用回線が用意されているので、速度低下が起きにくくなっているとのこと。さらに、1万3000台限定なので、ユーザーが増えて帯域が圧迫されることもないのです。

 

さらに、アップロードは、なんとカウントフリー!! 前回かんたんに解説しましたが、写真や動画のアップロードは、通信データ容量にカウントされないのです。

 

このプランは「格安SIMでハイエンド端末が使いたい」「格安SIMは通信速度の低下が不安…」という層にヒットするのではないでしょうか?

 

正直、自分も欲しい! どうしても、ハイスペック、ハイエンド、フラグシップって言葉に弱いんですよねぇ(笑) さらに限定1万3000台と聞くと、欲しくて仕方ありません。

 

さて、気になるお値段ですが…

 

回線と端末がセットになった「リーズナブルプラン」は、2980円/月(1年目)から。ただし、このプランは売りである専用帯域がつきません。本命は3980円/月(1年目)からとなる「ベーシックプラン」で、専用帯域に10分間の無料通話が付きます。これに端末保障がついたのが「ベーシックPlusプラン」で500円増の4480円/月(1年目)。

 

いずれのプランもデータ容量2GBとちょっと少なめ。1GBアップするごとに200円ずつアップする仕組みです。

 

一見、ものすごくお得ですが、2年目以降は各種割引が減額されるため、キャリア並みの料金になることに注意! 詳細はnuroモバイルの[公式サイト]で確認してください。

 

個人的な感想は料金プランが残念のひとこと。最終的にキャリアと変わらない料金になってしまうのでは、格安SIMのメリットがなくなってしまう気が…。とはいえ、意欲的な挑戦なので、売れ行きは要注目ですね。

※料金はすべて税別表示

 

 

この記事を書いた人
小日向 淳/フリーライター/1970年東京都生まれ。
商社の営業を退職後、専門誌でライターとしての仕事をスタート。現在はフリーライターとしてオールジャンルの記事を書籍、雑誌、Webで執筆。趣味はサッカー観戦と音楽鑑賞、車と自転車いじり。

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